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2016.10.16

「目に空気プシュ」の検査について

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ノンコンタクト・トノメーター(非接触眼圧計)といって、目の表面に空気をあてて眼圧を測定する検査です。

目に直接触れないので衛生的で、多くの人を検査する場合に適しています。

これは、角膜に空気を吹き付けることによって、瞬間的に角膜がへこみ、そのへこみ具合を角膜からの赤外線反射でとらえることで、眼圧を測定します。

目にごく少量の空気を吹きつけるだけなので麻酔は不要です。

また、目にも直接触れませんので感染の危険性が無く、負担も少なくすみます。

ただし、測定値はやや不安定ですので、3回測定してその平均を眼圧値とします。

 

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角膜に空気をあてる際に、睫毛や瞼がかかっていると、検査結果が「エラー」になってしまいます。

そのため、怖がって目をつぶってしまうと、何回も繰り返し空気を当てられることになります。

また、目を大きく開けていても、グッと力を入れると眼圧は高く測定されてしまいます。

なので、「力を抜いて大きく目を開けていただくこと」が、上手に検査を受けるコツです。