私が子供の頃は、海や川で泳ぐ時以外はゴーグルをしないのが普通でした。
プールでゴーグルをしないのは、ゴーグルの破損によって目を傷つけたり、ゴーグルを踏んで怪我をする危険性、「海や川に誤って落ちた場合にでも水中で目が開けられるように」という訓練の意味がありました。実際は、プールでできても、海や川の水中で目を開けられる人はほとんどいないと思いますが。
現在は、水泳時はゴーグルをした方が合理的だと考えられています。
それには以下の理由があります。
1. 恐怖心が和らぎ、水泳が上達する。
2. 塩素による充血を防ぐ。
3. 友達の手足が目に入る事故を防止する。
4. 紫外線による目の障害を防ぐ。
以前にあった、ゴーグルやスポーツ時の水分補給についての誤解は、改善されてきました。
同じような誤解として、屋外スポーツを長時間やっている際に、紫外線対策のサングラスをかけさせないのも合理的ではありませんので、今後は改善が必要だと思います。