点眼薬による治療も大事ですが、花粉から身を守る予防も重要です。
1.花粉が多い時は外出を控えましょう。
雨が降った翌日や、最高気温が高く、湿度が低い日には花粉が大量に飛散します。
雨の日の翌日は、花粉が水分によって破裂することにより、花粉の中にあるアレルギー物質が大気中に出て、症状が悪化します。
2.花粉飛散情報をマメにチェックしましょう。
花粉飛散量は、地域や時間帯によって絶えず変化しています。
インターネットでリアルタイムの花粉飛散情報をチェックして、外出するのにベストな時間帯を選びましょう。
3.外出時は完全防備しましょう。
外出時は、ゴーグル型の花粉症用眼鏡、マスク着用、つばの広い帽子、ツルツル素材の上着で、花粉の付着を防止しましょう。
コンタクトレンズは出来るだけ中止し、眼鏡にしましょう。
前から飛び込んでくる花粉から目を守る盾になりますので、普通の眼鏡をかけるだけで、目に入る花粉を51%減らせます。
普通の眼鏡をかけて、さらに帽子をかぶると、目に入る花粉を更に減らすことができます。
ゴーグル型の花粉症用眼鏡をかけると、目に入る花粉を92%減らせます。
ゴーグル型眼鏡は、くもりを防止するために隙間が空いていますので、多少は隙間から花粉が入ってしまいます。
4.花粉を屋内に入れないように。
天気の良い日は窓を閉め切り、洗濯物や寝具は屋内干しにしましょう。
花粉の飛散ピークは午後12~3時頃のため、換気をするなら早朝に行いましょう。
外出後は花粉が服や髪の毛に付着していますので玄関で花粉を払い、手洗い・洗顔・洗髪をしましょう。
5.規則正しい生活をしましょう。
過労やストレスもアレルギー症状を重くすることが知られています。