川魚捕らえとび立つ鳶のしずく術後の眼には鮮明にあり
種田治子
高知新聞の朝刊に1月8日に掲載された短歌です。
種田治子様は、当院で両眼の白内障手術を受けられた患者さまで、手術後に仁淀川にいる鳶が川魚を捕らえた時のしずくまで鮮明に見えて感動したそうです。
躍動感のある情景が目に浮かぶ、すばらしい短歌だと思います。
「捕らえ」「とび立つ」「鳶」は、韻を踏んでいるんでしょうか。
もしかして、「眼には」「鮮明に」も?
ラップみたいで、中々お洒落ですね。
何よりも、書をしたためてわざわざ持ってきて下さったのが、粋で嬉しいじゃないですか。
しかもかなり達筆でございます。
ご本人様の了解を得て掲載させていただきました。
これは我々にとって最高のご褒美でございます。
励みになります。
本当にありがとうございました。