
正常な水晶体は透明でレンズの役割をしていますが、水晶体がにごると光が十分に通らなくなります。これが白内障で、主な原因は加齢です。白内障になると、もやがかかって見える、ものがかすんで見える、眩しくて見えづらいなどの症状が現れます。
通常の目

白内障の目

視力が低下して、生活したり仕事をするのに不便を感じる
外に出るとまぶしくて、周囲が見づらい
視力が0.7未満になって運転免許の更新ができない
まず、約2 mmの小さな切開をし、にごった水晶体を細かく砕いて吸い出します。その後、人工水晶体である眼内レンズを挿入します。
1

切開します。
2

にごった水晶体を砕いて吸い出します。
3

眼内レンズを挿入します。
【洗顔】
術後2日間は洗顔はできません。顔はしぼったタオルで拭き、目のまわりは洗浄綿でお拭きください。
【洗髪】
手術翌日より美容院での仰向けの洗髪は可能です。
【入浴】
目に中に水が入らないように注意しながらお入りください。1週間後からは今まで通りご入浴いただけます。
【お化粧】
目の周りは1週間お控えください。
【髪染め・パーマ】
術後1週間はお控え下さい。
【飲酒・喫煙】
手術当日から可能ですが、軽めにしてください。
翌日~
翌日から散歩程度の運動は可能です。
3日後~
3日後からゴルフなどが可能ですが、
汗をかかない程度に配慮をお願いします。
1週間後~
1週間後くらいから激しい運動が可能です。
水泳や潜水は1ヶ月禁止です。
翌日~
家事や事務仕事が可能です。
1週間後~
1週間後くらいから肉体労働が可能です。
工場や畑仕事など、埃っぽい場所は1週間お控えください。
手術後1週間は保護眼鏡を使用していただきます。
目薬は術後3ヶ月間くらい使用していただきます。
車の運転は0.7以上の視力が出ていたら、いつからでも構いません。
眼内レンズは、白内障手術にかかわる様々な物品や機器の中でも最も術後の視機能(見え方の質、生活の質)に影響するものです。当院では、色の見え方が自然で、非球面設計により、夜間でも良く見える1ピースアクリルレンズを使用しています。通常の眼内レンズの中では最も高価な眼内レンズですが、患者さまの満足を第一に考え、少しでも性能の高いレンズを用いるようにしています。

多焦点レンズは、「できるだけ裸眼での生活を送りたい」というご要望に応えて、2箇所以上に焦点を合わせた眼内レンズです。当院では、3焦点レンズか焦点深度拡張型レンズを選択でき、ほとんどの状況で眼鏡が不要となります。
当院で実施している多焦点レンズを用いた手術は、選定療養の適用となります。
眼内レンズはピントを調節する力がありません。手術後、眼鏡無しで不自由ないと言われる方もたくさんいらっしゃいますが、細かい字を見たり、車を運転する時などは眼鏡が必要になる場合が多いと考えてください。手術後1~2ヵ月頃の視力が安定してきた時期に眼鏡をつくります。
白内障手術は最近では安全に行われるようになりましたが、まれに手術前に予測できない事態になることがあります。このような場合できる限りの対処をしますが、視力障害を起こすこともあり得ます。その可能性があることはご了承ください。手術の安全性は、医師の高い医療技術と最新の手術設備によって保たれます。手術方法は合併症が発生する頻度ができるだけ低い方法を採用しています。もし合併症が生じた場合でも、できる限り迅速に適切な対応を取ることにより、視力障害が残る可能性を減らすように最善を尽くしています。手術顕微鏡や白内障手術装置などの手術機器は、どれも高性能なものを採用しています。手術室は最新の空気清浄装置を導入し、徹底的に清浄度を追求して感染予防に努めています。
2024年6月時点で当院で合併症が発生した頻度
後嚢破損:0.5%未満
眼内レンズ偏位:0.5%未満
術後眼内炎:当院で発生したことはありません。
駆逐性出血:当院で発生したことはありません。
※正確な金額については、お話をお伺いしたうえで専門スタッフがご説明いたします。
1割負担
2割負担
3割負担
約20,000円
約30,000円
約50,000円
*生命保険等に加入されている患者さまへ
当院では入院設備がないため、日帰り入院扱いにはなりません。日帰り外来手術でも補償が受けられるか、患者様には生命保険会社に契約内容を確認して頂きます。
補償が受けられれば手術証明書を記入いたしますので、患者様が各保険会社の指定の用紙を保険会社からお取り寄せ下さい。
*限度額認定証のご案内
手術や治療により医療費の自己負担額が高額になる場合に負担額を軽減する高額療養費制度があります。限度額は収入によって異なります。保険証の発行元にご確認ください。

〒781-1102 高知県土佐市高岡町乙51-2
