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お子様が近視でお悩みの方へ

近視の疫学調査について

文部科学省の学校保健調査によると、小学生における「裸眼視力1.0 未満の割合」は年々増加傾向にあり、昭和54年(1979年)には17.91%でしたが、平成27年(2015年)には過去最高値の30.97%を記録しました。

 

幼稚園生、中学生、高校生における「裸眼視力1.0 未満の割合」も同様に増加傾向にあり、過去最高値を更新し続けています。

この「裸眼視力の低下」の原因のほとんどは近視と考えられるため、この結果は、わが国の近視人口が増加し、低年齢化していることを示しています。

 

また、2000年から2001年にかけて岐阜県多治見市で行われた「多治見スタディ」という疫学調査では、40歳以上の近視の有病率(-0.50D未満)は 41.8%でした。

また、年代別に近視の有病率をみてみると、40~49 歳では全体 の 69.0%、50~59 歳では 46.0%、60~69 歳では 21.5%、70~79 歳では 16.0%であり、年代が若くなるほど近視の有病率が高くなっていました。

 

日本人はほぼ単一人種であるため、近視の原因が遺伝素因によるもののみとすると、近視人口の増加や低年齢化の説明がつきません。

近視の発症と進行には、遺伝素因以外に環境要因が大きく関与していることが示唆されます。

 

同じ年齢であっても、都市部に在住し、勉強などの近見作業を長時間していて、外遊びの時間が少ない子供は、近視が進行しやすいことが知られています。

どのような環境下で子供時代を過ごしたかによって、近視の有病率は大きく変わるのです。

また、小学生でも低学年ほど近視進行速度が速いことから、近視進行予防を始めるなら小学校低学年からが望ましいと考えられています。

近視の進行を抑える目薬「マイオピン」とは

マイオピンとは
マイオピンは、学童期の近視の進行を抑制させることを目的にアトロピンを0.01%配合させた点眼薬で、Singapore National Eye Centre(SNEC:シンガポール国立眼科センター)の研究に基づいて開発されました(Ophthalmology 2012;119(2):347-54)。

 

近視の進行を抑制することが大切な理由
子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれることにより生じるケースが多くあります。

近くで見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。

そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

低濃度アトロピン(マイオピン)には眼軸長を伸展させる働きに関連するムスカリン受容体をブロックする効能があると言われています。

 

プレゼンテーション1

 

マイオピン点眼薬が選ばれる理由
アトロピン配合点眼薬は、近視の進行を抑制させる点で統計的にも臨床的にも効果が確認されている唯一の治療法です。

アトロピン1%は1960年から近視治療用に使用され続けています。

しかしながらアトロピン1%は下記のような不快な副作用を引き起こします。

 

瞳孔の拡張に起因するまぶしさがでます。
目の遠近調節機能(短焦点機能)の低下を理由に近くの物がぼやけて見え、読み書き等近くを見る必要がある作業に困難が生じる
アレルギー性結膜炎及び皮膚炎
マイオピンはアトロピンの局所点眼を超低濃度から処方することにより最適な近視抑制を実現するので、近視の進行スピードを効果的に抑え、同時にアトロピン1%による不快な副作用を回避します。

 

マイオピンの特徴
副作用がほぼ皆無の近視抑制薬です。
近視の進行を平均60%軽減させると言われています。
日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、サングラスもほぼ不要です。
目の遠近調節機能(手元を見る作業)に殆ど影響を与えません。
近見視力の低下に殆ど影響を与えず、更に累進屈折眼鏡も不要です。
毎日就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。
目薬(1本5㎖)は両眼用で1カ月の使い切りです。
点眼薬はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。
*近視の進行が完全に止まるわけではありませんが、少なくとも2年間継続して使用することで何もしない方と比べ近視の進行を軽減できたという報告を基にしています。

 

2年間で約60%の近視抑制効果!

マイオピン効果グラフ

 

マイオピンの安全性について
シンガポール国立眼科センターのアトロピン0.01%の効能・効果及び安全性の研究(点眼を2年間継続した後によるもの)では以下のように報告されています。

アレルギー性結膜炎及び皮膚炎はほとんど引き起こしません。
眼圧に影響を与えません。
白内障をおこしません。
点眼終了後も、目の遠近調節または恒久的な瞳孔の拡張機能が喪失することはありません。
網膜の機能に一切影響を与えません。

マイオピン治療のよくある質問

Q:本当に効果があるのですか?

 

A:シンガポール国立眼科センターの臨床試験で、アトロピン0.01%(マイオピン)の近視抑制効果が証明されました。近視の進行が完全に止まるわけではありませんが、少なくとも2年間継続して使用することで、何もしない方と比べ近視の進行を60%軽減できました。

マイオピン効果グラフ

※日本でも7大学(旭川医科大学、大阪大学、川崎医科大学、京都府立医科大学、慶応大学、筑波大学、日本医科大学)にて臨床研究が始まりました。当院の目薬も国内臨床研究と同じ目薬を使用しています。

 

 

Q:視力は回復しますか?

 

A:基本的には近視を進まさないようにする治療であり、視力を回復する治療ではありません。しかし、中には視力が回復する方もおられます。ただ、視力の回復効果が長期的に持続するかどうかに関しては未知であります。基本的には近視の進行を防止し、視力が悪くならないようにするための治療とご理解ください。

 

 

Q:副作用はありますか?

 

A:点眼後7~8時間ぐらいまぶしさを感じたり、ぼやけることがありますが、必ず就寝前に点眼して頂ければ、翌日の生活には特に問題ありません。まれに結膜アレルギーが起こることがございますが、副作用がほぼ皆無の良好な近視抑制用点眼液と言われています。

 

 

Q:全身への影響はありますか?

 

A:現在のところ報告されておりません。

 

 

Q:どれぐらい続けるのですか?

 

A:人にもよりますが、12歳ぐらいまでです。

 

 

Q:子供が12歳を過ぎているのですが、治療を受けることは可能ですか?

 

A:はい、可能です。現在までになされている報告は6~12歳を対象にしたものですので、臨床的なデータがありません。しかし、12歳を超えても近視は進行しますし、低濃度アトロピン点眼は近視の進行を抑える可能性があります。治療を希望される場合には御相談ください。

 

 

Q:効果がない方もおられますか?

 

A:残念なから、効果が出にくい場合もあることが報告されています。まず2年間は治療を継続して頂き、効果をみるというのが望ましいと考えています。

 

 

Q:メガネやコンタクトレンズとの併用は可能ですか?

 

A:はい、可能です。コンタクトレンズは外した後に点眼して下さい。

当院における近視の進行抑制治療について

土佐やまもと眼科では、お子様の近視の進行を抑えるために、マイオピンによる新しい治療法を始めました。
1日1回寝る前点眼で、副作用がほとんどなく、なおかつ十分な近視進行抑制効果が得られることが示されています。(2年間で約60%の近視抑制効果)

 

  • 適応
    * 6歳以上12歳以下(13歳以上もご相談にのります)

* 中等度(-6D)以下の近視

* 3カ月毎の定期通院が可能な方

 

  • マイオピンの処方の流れ
    1.  お子様の視力や目の状態などを検査・診察します。
    2.  診療後、マイオピン(目薬)を処方します。
    3.  1ヶ月後に目の状態をチェックするために受診していただき、問題がなければ3ヶ月毎の定期受診に移行します。

※ 治療は少なくとも2年間継続する事をおすすめしています。

 

  • 費用について
    目薬は海外から個人輸入したもので、自費診療(保険適応外)です。

* 初回の処方時 4,000円 … 診察・検査費 1,000円+目薬代 (1本分3,000円)

*  3か月毎の定期受診 10,000円 … 診察・検査費 1,000円+目薬代 (3本分9,000円)

 

  • ご注意
    * 近視抑制のマイオピンによる治療は自費診療となりますので、近視進行抑制以外での診察は別の日に受診して頂くことになります。
    * たとえば定期検査の日に、花粉症も診察、ということは行えませんのでご了承お願い申し上げます。
    * 自費診療と、通常の保険診療は、同日に行うことができない規則がございますので、患者様のご理解をお願い申し上げます。

白内障手術

白内障の原因は?

白内障には、加齢により発症する場合が最も多く、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの疾患やステロイド等の薬の影響、外傷などによって発症する場合があります。

加齢性白内障は何才から起こるの?

白内障の主な原因は目の老化現象で、50歳前後からだんだん発症する方が増えます。

60歳代で70%、80歳以上になるとほぼ100%が白内障になります。

白内障の進行を抑えるには?

現在、一度なってしまった白内障は薬では治せません。

日常生活に支障がないレベルの場合、経過観察とともに、進行を抑制するために点眼治療を行います。

白内障の症状は?

かすんで見える、まぶしい、ぼやけて二重三重に見える、どんなに調整しても眼鏡があわない、といった症状が現れます。

白内障が進行すればどうなりますか?

水晶体がふくれあがって急性緑内障発作を起こしやすい状態になる場合があります。

 

緑内障発作を起こす前に白内障手術を行うことが重要です。緑内障発作を起こすと、眼圧の急激な上昇により1日で見えなくなってしまうこともあります。

緑内障外来

自覚症状がないので緑内障ではないのでは?

40歳以上の20人に1人が緑内障ですが、その8割は病気に気付いていません。

 

普段私たちは両目を使って見ているために、片方の眼に見えない部分があっても、もう一方の視野がカバーしてしまうので、視野の異常に気づかないことが多いのです。異常に気づいたときにはかなり進行していることも少なくありません。

緑内障になりやすい人は?

強度の近視、遠視、血縁者に緑内障の方がいる、もともと眼圧が高め、年齢が40歳以上の方です。

緑内障が悪化しやすい人は?

若い方、近視が強い方、血縁者に緑内障の方がいる方は、悪化しやすいと考えられています。

眼圧が正常なら大丈夫なんですか?

もともと視神経が弱い方だと、正常な眼圧でも神経線維が萎縮することがあります。

これを「正常眼圧緑内障」と呼び、日本人の多くがこのタイプの緑内障です。

正常眼圧緑内障とは?

眼圧が正常範囲内(20mmHg以下)なのに、もともと視神経が弱いために緑内障になる場合をいいます。眼圧の高い緑内障と同じく、視神経が徐々に弱っていき、視野が狭くなってきます。症状はゆっくりと進行するため、自覚症状がほとんどありません。

 

眼圧は正常範囲内ですので、人間ドックで眼圧だけをみて安心していると、病気であることを見落とす可能性があります。定期的に眼科を受診して、眼底検査や視野検査を受けることが大切です

糖尿病網膜症外来

糖尿病では目のどこが悪くなるの?

糖尿病による目への影響には、

白内障(レンズが濁って視力が低下します)

・外眼筋麻痺(目を動かす神経が麻痺して物が2重に見えます)

・視神経障害(視神経の血流障害により視力が低下します)

・屈折調節障害(ピントが合いにくくなります)

・糖尿病網膜症(網膜の血流障害により視力が低下します)

など様々なものがあります。

糖尿病網膜症になりやすい人は?

糖尿病になってからの期間(糖尿病歴)が長いほど、血糖値の平均(HbA1c)が高いほど糖尿病網膜症になりやすいと考えられています。具体的には、糖尿病歴は10年以上、HbA1cは7.0%以上だと、糖尿病網膜症が発症しやすくなります。

血糖コントロールの目標は?

HbA1cの目標値を7%未満とします。低血糖などの理由で治療の強化が難しい場合は、HbA1cの目標値を8%未満とします。

 

血糖値を良好に保つことは、糖尿病網膜症以外の糖尿病合併症も抑えますので、よりよい血糖コントロールをめざしましょう。

血圧は網膜症の進行に関係あるの?

血圧のコントロールも糖尿病合併症の発症・進行に有用です。

収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満をめざしましょう。

糖尿病黄斑浮腫の原因は?

糖尿病黄斑浮腫の原因は、黄斑の血流障害、網膜色素上皮の障害、硝子体による黄斑の牽引の3つがあります。

黄斑外来

加齢黄斑変性になりやすい人は?

加齢黄斑変性は年を重ねると誰にでも発症する可能性がありますが、発症のリスクを高めるのは、加齢だけでなく、喫煙や太陽光、高脂肪食、肥満、抗酸化物質の摂取不足なども関係しています。

加齢黄斑変性は治療をすれば治るの?

病気の進行には加齢が基礎にありますから、治療によって一旦症状がよくなっても、再発することが多いです。

 

気が付かないうちに病状が進行して、視力が低下したり、見えにくい範囲が広がったりしますので、定期的に検査と治療が必要です。

加齢黄斑変性で視力を守るには?

視力を守るには早期発見・早期治療が重要です。

 

もし、物がゆがんで見える、視野のまん中が暗く見えるなどの気になることがあれば、すぐに眼科を受診してください。

全く自覚症状がない人でも、50歳を過ぎたら一度、眼底検査をしてもらったほうがよいでしょう。

加齢黄斑変性で気を付けることは?

1.禁煙

世界中の多くの疫学調査で、たばこが加齢黄斑変性の危険因子であるとされています。

 

2.亜鉛とカロテノイドを多めに摂る

亜鉛が豊富な食材(カキ、牛肉など)やカロテノイド(緑黄色野菜)をなるべく多く食べると、加齢黄斑変性の発病率が低くなります。

中心性漿液性脈絡網膜症になりやすい人は?

30~40歳の男性が、過労やストレスが重なったときに起こりやすい傾向があります。

男性は女性の3倍発病しやすいです。

レーザー治療外来

レーザー治療の時間はどれ位かかりますか?

個人差はありますが、レーザー治療をする時間は、数分から長くても10分程度です。

レーザー治療後、日常生活で注意することは?

レーザー後も普段と同じように生活していただけます。眼帯もせず、すぐにご帰宅することが可能です。

網膜静脈閉塞の有病率は?

40歳以上の日本人では網膜静脈閉塞症の有病率は2.1%との報告があります。男女共に有病率は年齢と共に増加する傾向にあります。

網膜静脈閉塞になりやすい人は?

網膜静脈閉塞症は、加齢とともに発症しやすい病気で、高血圧や動脈硬化と関連があります。その他、血管の炎症、糖尿病、緑内障のある方も発症しやすいと言われています。

網膜細動脈瘤の原因は?

網膜細動脈瘤は、高血圧や動脈硬化などによって弱った網膜の血管がふくらんだ状態です。

ふくらんだ血管の壁は薄くなりますので、そこから血液の水分が漏れ出して網膜が腫れたり、壁が破れて出血したりします。

ドライアイ外来

涙の分泌が減る原因は?

涙の量が減る原因の多くは加齢です。涙の水分を分泌する涙腺の働きは、年齢とともに衰えてきます。

 

涙腺はホルモンの変化にも影響されるので、更年期の女性にはドライアイが多いといわれています。シェーグレン症候群という全身の病気からドライアイが起こる場合もあります。

涙の蒸発が多くなる原因は?

パソコン、エアコン、コンタクトレンズは“3つのコン”と呼ばれるドライアイの三大要因です。

 

パソコンは、画面を見ているとまばたきが減るので、涙が蒸発しやすくなります。

エアコンは、空気を乾燥させますし、風が目に当たると涙が蒸発しやすくなります。

コンタクトレンズは、涙が目の表面に均一に広がるのを妨げ、レンズ表面からの涙の蒸発が増えます。

ドライアイで見にくくなるの?

視力検査では視力が良くても、目が乾いているときには視力が低下している場合があります。車の運転中などは危険が伴いますので、ドライアイがある人は注意が必要です。

目が乾くだけでなくかゆみもおこりやすくなりますか?

涙には、目に入った異物を洗い流す役目があります。涙が不足すると、花粉やハウスダストなどのアレルギー原因物質を洗い流す力が低下しますので、アレルギーや炎症が起きやすくなります。

施設について

予約診療はしていますか?

外来の受付時間内に予約診療はしておりません。受付された順番で診察しています。

駐車場は?

敷地内に35台の駐車スペースがございます。

健康保険証はコピーでもいいですか?

受診の際は、必ず健康保険証をお持ちください。コピーでは、自費での診療になりますのでご注意ください。

0才児の診察はしてますか?

0才児の診療も行っております。3才以下の方は優先的に早く診療しております。

車椅子の受診は可能ですか?

当院はバリアフリー設計ですので、車椅子のままで検査や診察が可能です。車椅子の方は優先的に早く診療しております。