「山本眼科でお世話になっております。皆さんに一日も早く福が来る事を願い隷書で金墨汁を使い百文字書きました。若し宜しかったら病院の片隅みにでも飾って頂ければと思います。駄目でしたら処分して下さい。」
先日、当院で白内障手術を受けられた患者さんに、達筆のお手紙と共にすごいプレゼントを頂きました。
「百福」というのは、「たくさんの福」という意味であり、「福」という字を100種類の字体で書いて飾っておくと、特別な福がもたらされるそうです。
完成に3時間かかったそうですが、その精神力と集中力に感服いたしました。
細部に至るまで、心の乱れが全く感じられません。
金墨汁で繊細な書体で書かれており、芸術作品としても完璧でございます。
ちなみに、この患者さんは書字の師範をお持ちだそうです。
当院に飾らせていただくのは勿体ないですが、縁起物ですので、有り難く頂戴して飾らせていただきました。