目薬をさすのを忘れてしまうことはないでしょうか。
毎日の点眼を忘れないための3つのコツ(時間・場所・記録)についてお話します。
1. 点眼の時間を決める
毎日の習慣の中に点眼スケジュールを組み込みましょう。
具体的には、起床時、毎食後、入浴前など、日常生活の中でいつ点眼するかを明確にして習慣化しましょう。
また、スマホのアラーム機能を利用して、点眼する時間を設定するのもお勧めです。
複数の目薬を続けてさす場合、目薬の間隔を5分以上空ける必要がありますが、5分待つ間に別の事をしていると、次の目薬をさすことを忘れてしまいがちです。
この際も、アラームを5分間隔で設定することと、目薬をさす順番を事前に決めておくことで、次の目薬を忘れるのを防ぐことができます。
2.目薬の置き場所を決める
目薬の置き場所を決めていないと、点眼しようとしても見つからないことがあります。
起床時にさすならベッドサイド、洗顔時にさすなら洗面所、常用薬の服用時にさすなら内服薬のそばなど、置き場所を工夫しましょう。
冷蔵庫の扉など、目薬が転がらず無くしにくい場所でもいいと思います。
3.点眼を記録する
点眼した後に点眼したかどうかを忘れる事があります。
点眼後、カレンダー付きチェックシートに印をつけるなど、“点眼の見える化”をしましょう。
一人ではなかなか続けられないもので、ご家族の協力も必要です。
ご家族にも点眼を確認してもらい、忘れていたら声をかけてもらえるように伝えておきましょう。
毎日の点眼は、時間と場所を決めて習慣化し、意識しなくても点眼忘れのない仕組みをつくることが重要です。