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2021.01.03

点眼を忘れないための工夫 

 

目薬をさすのを忘れてしまうことはないでしょうか。

毎日の点眼を忘れないための3つのコツ(時間・場所・記録)についてお話します。

 

1. 点眼の時間を決める

毎日の習慣の中に点眼スケジュールを組み込みましょう。

具体的には、起床時、毎食後、入浴前など、日常生活の中でいつ点眼するかを明確にして習慣化しましょう。

また、スマホのアラーム機能を利用して、点眼する時間を設定するのもお勧めです。

複数の目薬を続けてさす場合、目薬の間隔を5分以上空ける必要がありますが、5分待つ間に別の事をしていると、次の目薬をさすことを忘れてしまいがちです。

この際も、アラームを5分間隔で設定することと、目薬をさす順番を事前に決めておくことで、次の目薬を忘れるのを防ぐことができます。

 

2.目薬の置き場所を決める

目薬の置き場所を決めていないと、点眼しようとしても見つからないことがあります。

起床時にさすならベッドサイド、洗顔時にさすなら洗面所、常用薬の服用時にさすなら内服薬のそばなど、置き場所を工夫しましょう。

冷蔵庫の扉など、目薬が転がらず無くしにくい場所でもいいと思います。

 

3.点眼を記録する

点眼した後に点眼したかどうかを忘れる事があります。

点眼後、カレンダー付きチェックシートに印をつけるなど、“点眼の見える化”をしましょう。

一人ではなかなか続けられないもので、ご家族の協力も必要です。
ご家族にも点眼を確認してもらい、忘れていたら声をかけてもらえるように伝えておきましょう。

 

毎日の点眼は、時間と場所を決めて習慣化し、意識しなくても点眼忘れのない仕組みをつくることが重要です。