お知らせ & コラム News & Column

2016.09.15

お子さんが色覚異常と言われた場合の対応

dsc00239-1

 

完璧な人間はいませんし、苦手は誰にでもあります。
色覚異常を個性の一つと捉えて、これまで通り、お子さんを尊重して接することが大切です。
一般的には色覚異常であっても、日常生活に不自由を感じることはほとんどありません。

 
自動車の運転免許は、色覚異常があっても問題なく取ることができます。
就職に際し色覚検査を実施している会社は多くありませんが、警察・自衛隊・航空・船舶に関する職業は、色覚が正常であることを求められます。
色覚異常の制限がなくても、デザイナーや印刷、染色関係など、微妙な色の識別が必要な仕事では、続けていく上で大きなハンデとなり、せっかくついた仕事を断念することも起こっています。

 
勤務する前には予想していなくても、色覚異常のために仕事に困難をきたすこともありえます。
そのため、早くからご自身の見え方の特徴を自覚し、色の誤りをしないように対策を講じておくことが大切です。
形や質感、明るさの違いなど、色以外の情報から色を判断する経験を積んでいくことで、ハンデを克服していきましょう。