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2018.02.22

ブルーライトによる眼への影響

 

ブルーライトは、波長の短い青色光であり、太陽光や蛍光灯の光などに含まれています。

スマートフォンやパソコンの液晶モニターのLED照明はブルーライトを多く含んでおり、眼に様々な悪影響を及ぼすことが指摘されています。

特にスマートフォンは、顔から20cmくらいの近い距離で見ているため、ブルーライトの影響を受けやすくなります。

 

ブルーライトは波長が短いため、空気中のホコリや水分にぶつかって散乱しやすく、光がチラついてぼやけて見えるという特徴を持っています。

液晶モニターから出る光による「チラつき」と「ぼやけ」を補正しようとして、無意識のうちに眼がピントを合わせようとし続けるため、疲れ目の原因になります。

 

また、人間には体内時計が備わっており、睡眠や自律神経、ホルモンバランスの調節などに深く関わっています。

昼間は太陽光などのブルーライトを含む光を浴びることで、体が目覚めて活動的になります。

一方夜間は、メラトニンという脳内物質が分泌されることで眠気がでて眠るというのが、自然な体内リズムです。

ところが、夜間にスマートフォンやパソコンを使用してブルーライトを浴びると、脳がまだ昼間だと勘違いして、睡眠を促すメラトニンが分泌されなくなり、体内リズムの乱れが生じます。

 

スマートフォンやパソコンの使用は短時間なら問題ありませんが、毎日長時間に及ぶ場合は、ブルーライトをカットする眼鏡をかけたり、ブルーライトをカットするフィルムをモニターに貼るようにしましょう。

深夜のスマートフォンの使用は避け、朝は太陽の光を浴びることで、体内リズムを整えましょう。