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2017.12.10

光がまぶしい

 

まぶしさを感じる病気には、眼瞼けいれん、ドライアイ、ぶどう膜炎、白内障などがあります。
精神的ストレスや睡眠不足、自律神経失調症などの精神疾患でも、光に過敏になり、まぶしさを感じます。
その他、瞳孔や網膜、視神経などの神経系の異常など、幅広い病気でもまぶしさを感じます。

 

眼瞼けいれんは、まばたきがうまくできなくなる病気で、9割以上の方がまぶしさを感じます。
ドライアイは、涙が乾いたり、角膜に傷がつくことで、まぶしさを自覚します。
ぶどう膜炎は、眼内に炎症を起こす病気で、痛みや充血を伴い、光を見ると痛みが増すという特徴があります。
白内障は、水晶体が混濁して光が散乱することにより、初期からまぶしさの原因になります。

 

治療は、眼瞼けいれんにはボトックス注射、ドライアイとぶどう膜炎には点眼治療、白内障には手術を行います。
系統だてて検査を行うことで原因を特定し、原因に対する適切な治療を行うことが重要で、治療をしてもまぶしさが残る場合は、サングラスを装用してもよいでしょう。