お知らせ & コラム News & Column

2016.11.13

冬の大敵、「3つのコン」

バージョン 2

 

冬になると空気が乾燥するため、涙の蒸発が増えて目が乾きやすくなります。

そのため、目の表面が肌荒れのような状態となり、目の不快感、疲れなどの「ドライアイ(乾き目)」症状があらわれます。

さらにドライアイが悪化する要因となっているのが、パソコン・エアコン・コンタクトレンズの「3つのコン」です。

 

1.パソコン

我々は、通常1分間に15回程、1日に何千回もまばたきをして目の表面を潤しています。

しかし、パソコンやスマートフォンの画面を見ている時には、まばたきの回数が半分から3分の1に減り、不完全で弱いまばたきになるため、涙の補給が不足してドライアイになります。

パソコン作業中は意識的にまばたきを多くして、1時間に1回は休みをとりましょう。

目を閉じて、まぶたをホットアイマスクなどで温めるのも効果的です。

 

 

2.エアコン

エアコンは室内を乾燥させ、目から涙が蒸発しやすくなりますので、ドライアイになります。

また、エアコンの乾いた風が直接目に当たると、目の表面の涙を吹き飛ばしてドライアイが悪化します。

これはドライヤーの風を直接目に当てて乾かしているようなものです。

エアコンの風向きを変える、仕事の場所や向きを変える、加湿器を使うことで予防しましょう。

 

 

3.コンタクトレンズ

涙が目の表面に均一に行き渡らなくなり、レンズ表面からの蒸発が増えることでドライアイになります。

また、乾いたコンタクトレンズは酸素透過性が悪いため角膜が酸欠状態になって、目の不快感が悪化します。

まずはコンタクトレンズをしたまま頻回に目薬で保湿してみて、それでも不快感が続けば、眼鏡に変更した方がいいでしょう。

 

 

冬にエアコンをつけて、コンタクトをして、パソコンで仕事している人はドライアイに注意してください。